《中の人は誰》は、Vtuberをテーマにした法廷を舞台とするテキストアドベンチャー推理ゲームです。プレイヤーは検察官となり、エンターテイメント会社の社長が殺害された刑事事件を調査します。
物語の舞台は、架空のVtuberエージェンシーです。社長がオフィスで不可解な死を遂げ、鍵を持つ6人の社員が容疑者にされました。矛盾するのは、3人が同時に自分こそが「クリパ」というバーチャルアイドルの中の人だと主張し、事件当時にライブ配信をしていたことをアリバイにしている点です。誰が嘘をついているのか?中の人の正体が事件解決の鍵となります。
ゲームは「捜査」と「裁判」の二つのフェーズに分かれています。検察官の権限を使い、プレイヤーは容疑者を地検に呼び出し、事件について説明を求め、証言の矛盾を分析し、捜査の方向を決定します。集めた手がかりに基づき、訴訟対象を決定します。法廷では、プレイヤーは検察側の証人と協力し、弁護側の証人の証言の矛盾を指摘して勝訴を目指します。ゲームには3つのエンディングがあり、プレイヤーの推理能力によります。
「中の人は秘密にする」文化を基に、「誰が犯人か、誰が中の人か」の二重の謎が構築されています。プレイヤーは事件を解決する過程で、Vtuber運営の実態を理解することもできます。例えば、「絵師ママ」と「モデラーパパ」、マネージャーとVtuberの複雑な関係、暴走するファンとガチ恋など。犯人の動機は何か?プレイヤーが解き明かします。
ゲーム中の架空のVtuber「くりぃぱ」は、人類最初のコンピューターウイルス「Creeper」に由来します。それはコンピューターに無害で、「I'm The Creeper, Catch Me If You Can」という文字列を複製するだけでした。この有名なセリフは、「捕まえられないバーチャルユーチューバー」という概念を反映するだけでなく、ミステリーゲームのテーマにも合っています。くりぃぱを捕まえたら何が起こるのか?それはプレイヤーが発見するためのものです。
莉莉恩工作室
ビジュアルノベル 、
ミステリー&探偵、
Vtuber、裁判所の裁判
2024.Q4
英語、日本語、
繁体字中国語、簡体字中国語
PC (Steam)
5 - 7 時間
liliengames@gmail.com